*小話*

「リン。あーん」
「・・・めなの」

そう言ってリンはケーキを俺から遠のける。

「どうして?」
「コレはカイトにぃから貰ったから、ダメ」

ピキッと音がする。
・・・あの野郎。沈めてやる。。。と
心の中で思いながら暫し、沈黙。

「・・・。」
「・・・。」

「・・・・。」
「・・・・。」

短い沈黙の後。。。

「・・・・・・。」
「・・・・・・ひ、一口だけだよ////」

居た堪れなくなったリンが叫んだ
俺が笑うとりんは釣られて笑う・・・

けど。。。まだ静まらない。

「うん。でもフォークないな?」
「あ。れん君フォーク!!」

「ないな?困ったなぁぁ?」
「〜〜〜れん君///」



「さぁ、どうしようっか?」

君の特別は・・・俺だけでしょ?



【end】